【春の傑作】味なヤツ

御虎子

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公開日時

2023/04/05 21:50:52

総シーン数

作品説明

読了目安：15分程度、一本道です

『食』に興味のない男、ユウジと
食べる事が大好きな女の子、ミライ
良好な関係だったはずの二人だが
ある日を境にミライからの連絡が来なくなり…

せっかく形になったので、矢萩友梨さんの
【春の傑作】企画へ参加させていただく事にしました

『僕と先生の雑談』にて
この作品を解説をしています

※動きが少ないのでブラウザ版でも概ね読めます

20: 御虎子 : 08/01 22:13:50 ID:ontorako

永藤雪さん、お読みいただきありがとうございます。ガラにも無いものを作りましたが、こざっぱりと仕上がってくれたようで良かったです。この作品は「相性が良い」というのは、必ずしも考え方や趣味が一緒という事では無い……と良いな〜という願望です。結果論として、お互いに無理がないのが理想かと思います。私は、食事を忘れたまま夜になってしまうとお腹が空いていても面倒が勝ってしまってそのまま寝てしまう事があります。

19: 永藤雪 : 08/01 06:24:07 ID:151845637

軽くハラハラしましたが、ほんわかニコニコしました。味がわからない男の子、ユウジ、グルメというかおいしく食べる女の子、みー。背の差もあるデコボココンビ！でも、味に厳しい（味がわからない）ユウジに厳しいなあと言いながらいろんなお店連れて行ったり一緒にいたりして、謝った時もお互い悪くないんだしって…！ちなみに、私はグルメな方らしいです。両親に言われました。ごはんを美味しく食べるみーの気持ちになって読みました。ユウジの気持ちも、なんとなくはわかる気はしました。栄養を摂るための作業というのも、そうなんだけど、確かに食べすぎたら太ったり病気になるし、必要最低限食べるのも間違ってないけど…って。何言いたいかって、2人に幸あれってことです。ハラハラほんわかニマニマしました！

18: 御虎子 : 05/25 14:29:31 ID:ontorako

まぐまぐろさん。何度もお読みいただき、ありがとうございました。うん、耳ってエロ過ぎず性的ですよね…… なんでだろうね。あの解説が作品を楽しむ事に繋がったのなら「そこにＡＩ(アイ)は在るんか？」の解説も作りましょうかねぇ。

17: まぐまぐろ : 05/24 22:07:23 ID:104058745

まぐまぐろと申す～。くコ:彡 1回目で「みー」ちゃんかわいい～。となって－ 2回目で2人の距離感いいなあ。となって－ 3回目「雑談と反省会」を踏まえながら見る。 3度美味しい作品ですね。>゜))彡ラストシーン　耳を触るっていうのがいいんですよね。 2人の関係性の変化を自然と表現しているというか………… 人間の軟骨ってエロイんですよねー　<゜)))彡

16: 御虎子 : 05/21 19:09:14 ID:ontorako

Ten10さん、こちらもお読みいただきありがとうございます。最初の作品であり、あらゆる不安の中で作ったので読みやすいと言っていただけるのは大変嬉しいです。とりあえず自身の経験値を増やしたく、「思い付いたものはとりあえず作ってみる」の精神で近頃は馬鹿げたノベルも作っておりますが、恋愛ものはまた挑んでみたいような気がしますね。でも、まぁ、何も思い浮かばないです、はい。

15: Ten10 : 05/21 17:38:11 ID:skana5

お互い正直なことを言い合える関係性良き……。だんだんと心が動かされていく感じが堪らんですね。短編ながら、こちらの心も温かくなりました。文体が丁寧で読みやすく、スッと入ってきました。素敵な文章だと思います。

14: 御虎子 : 04/28 12:57:11 ID:ontorako

読了いただきありがとうございます。お互いにとって無理がなく、歯車のように噛み合う関係性が理想的よね〜とか考えながら作りました。ユウジにとっての「いつも通り」は、いつの間にやら「みー」ありきの形に変化しました。「これからも良好な関係性を続けましょうね」という一見たわいない二人の約束事ですが、とても大きな将来に繋がる可能性のある決断でもある訳なのです。

13: 草餅なつ : 04/27 22:22:06 ID:cassis

御虎子さんこんばんは！【味なヤツ】、読ませて頂きました！対照的なキャラクターのユウジくんとみーちゃんですが、お互いに対照的だからこそ与える刺激のようなものがあったのだと思いました。ユウジくんの中に何か温かい感触が少し残ったようで、本来〈関心〉を持ちにくいタイプのユウジくんが自分から......な所はほっこりしました(o^^o) 最後の70点は、きっとみーちゃんに伝わったと思いました！お互いに価値観も違う、けれどふわっと繋がってるような２人のなんとも言えない距離感が好きです(*^^*) 読ませる文の書き方も素敵で、ユウジくんはどういうキャラなのかと、読み進めるの楽しかったです(*´꒳`*) 素敵な時間をありがとうございました！

12: 御虎子 : 04/05 21:15:15 ID:ontorako

うへぇ、文学の心得を持たないワタクシめがあの『マリアナ海溝』の作者さんにそんなにも言っていただけるとは恐縮です。ありがとうございます。謎を謎のままにしておくのも魅力かもしれません。やはり「みー」が連絡しなかった理由を細かく解説すると作品が野暮ったくなるんですよね。それを自覚していたので作中では濁しました。でもやっぱり解説もやりたかったのでオマケを作ってしまいました。蛇足になってしまうかも知れませんしだいぶ品性を欠いた内容なのですが… 作品解説の方も合わせてお楽しみいただけたら幸いです。別作品である【僕と先生の雑談】の中で解説しています。

11: yonaga : 04/05 20:31:03 ID:730784166

御虎子さん再びコメント失礼しますななっ！作中に明かされてない部分をオマケ作品の中で！それは自分含め待っている読者もきっといるし、作者である御虎子さんの意図こそ本当であり、特権であり答えのようなものなので、全然野暮ではありません！野暮かなぁと言ったのは、あくまで読者目線で考察に読んだ人それぞれの感情や性格が反映しやすい良作だからと思ったからであって、さらには自分の度量が至らなく言葉にならないくらい繊細な部分の良い表現が多くてみたいな所ですので！なので！自分のコメントは本当気にせずに！オマケ作品や作中の解答編等、御虎子さんの心のままにお願いします！ (もちろん自分は楽しみにしてます) 誤解を招くコメントすいませんでした！(>人<;) さらにわかりにくいコメントの返しの返しみたいになってすいません！

10: 御虎子 : 04/04 23:55:07 ID:ontorako

この作品を楽しんでいただけたようで、とても嬉しいです。初めて作ったノベル作品だけに、どうしても色々と未熟と感じる部分もあり不安に思っておりました。短編ストーリーですが単に短いだけでなく、飽きずに読めるテンポ感のようなものは大事にしているつもりです。濁している部分も私の頭の中には構想がありまして、それを解説するオマケ作品を作ろうと思っているのですが… う〜ん、野暮かもしれないなぁ。

9: yonaga : 04/04 23:15:46 ID:730784166

「味わかんねー」からの「みー」呼びの冒頭から吸い込まれるように、入り込んでしまいました。多くを語らない作風がリアリティに富んでいて完全に二人共の目線でどっぷり感情移入している自分がいました。 70点わかる！わかるよ、ユウジ！最初と最後では意味合いも温度もその色を変えて、、爽やかで暖かい余韻。この二人、この作品とても好きです！人それぞれ1度1℃の違う受け取り方や感覚で読める作風。二度三度と読んで、自分なりに考察した事も色々とあるのですが、それを書く事さえ野暮かなと思えてきます(褒め言葉) さりげない演出や文面も丁寧。素敵な作品ありがとうございました。

8: 御虎子 : 03/29 00:30:50 ID:ontorako

Cityさん、毎度ありがとうございます。アクションさせるか否かは作品ごとの属性に合わせるべきかな、と今は考えてます。こちらと「そこにＡＩは在るんか？」では敢えて派手なアクションは抑え目にしておきました。 (どこでアクションさせれば良いのか分からなかったし) 本当は10分くらいの尺にするつもりが気が付いたら15分くらい掛かっていたので終盤、若干「巻き」で進めてます。

7: City : 03/28 23:59:14 ID:295473015

大きなアクションなどなくても面白いお話は作れるという良い例ですね。2人の距離感が微笑ましい……

6: 御虎子 : 03/25 14:01:39 ID:ontorako

コメントありがとうございます！全体的にあまり動きの無い作品だったのですが、どこかに学んだ事を活かしたくて待ち合わせシーンに全力投球しました。今回は暗い話や辛い話にはしたくなかったのでほっこりして頂けて安心しました。

5: ゆきやこんぺい : 03/25 13:03:45 ID:19790405tama3

読ませて頂きました。待ち合わせ場所での会話の演出いいですね✨ 微笑ましい二人✨ 実は、ラーメンを食べながら読んでました🍜(お昼ご飯) ラーメンが、倍美味しく感じました✨ 心もほっこり、ご馳走様でした🙏✨

4: 御虎子 : 03/25 05:50:55 ID:ontorako

矢萩友梨さん、コメントをありがとうございます。また、コンテストについても応援しております。突然連絡が来なくなるなんて駆け引きめいてますよね。私もそう思います。この物語はユウジが食べ物に興味を持ち始める話…ではなくて。最初は半ば小動物扱いしていた「みー」がユウジの中で人間の根底部分である『食』に影響を及ぼすほどの存在に変わっていくという心境の変化と、お互いの決心を描いたつもりです。短編読み切り漫画のような雰囲気を狙っていまして敢えて濁したままにしている部分も多く読み手によって解釈が違ってくるのもこの作品の楽しみの一つかな、と考えております。

3: 矢萩友梨 : 03/24 09:46:13 ID:687922911

　食に関心がないユウジが、羨ましい…。　よく食べ、よく笑う、みーちゃんに釘付けになってしまうユウジ。捻くれ者のように口を開きますが、なんだか気にしいな所があるようで若いですね〜😏 　突然、ぱったりと連絡が来なくなる、みーちゃんですが、ゲスい女目線で言わせて貰うと、こんなの気になって会いに行きたくなっちゃうじゃないのよ！……といった次第です。　かと言って、駆け引きめいた話ではなく、ユウジの心の変化を緩やかに描写しているのです。味が分からない理由は「食に関心がない」から、「みーちゃんのせい」にシフトしたのかなと思いました。