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UN DEUX TROIS

Naplesノ港

プレイ数 6

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埋め込みコード

公開日時

2025/10/31 18:28:22

総シーン数

8

作品説明

本作品は、「のべるちゃんチャレンジ2025」応募作品です。




≪注意事項≫

・本作品はフィクションです。

登場する人物・名称・団体等は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。

・本作品プレイにより、肉体的、精神的、社会的トラブルが発生してしまった場合、作者は一切の責任を負いかねます。

・読了目安は120分です。

~~~~~~~~~~


1, 2, 3と数える度、私たちは、運命の舞台を踊り直す。



《備考》

・一部素材に画像生成AIを用いています。

タグ

【のべるちゃんチャレンジ2025参加作品】 、【完結】 、ドラマ

全てのコメント(7)

7: 希井ラミ : 11/10 19:32:10 ID:koinegairami

遊ばせていただきました|д゚)チラッ お恥ずかしながら私は、バレエについての知識が皆無、それどころかタイトルすら検索してようやく意味を知る……といった状態でこの物語に手を伸ばしました。 ですが、文章やシルエットの演出等で、バレエのしなやかな動きと登場人物達の心の動きがありありと伝わってきました。 凪さん、結衣ちゃん、ケイトさんの3人の視点で進んでいく物語。 3人の視点を読んで驚いたのは、今読者が読んでいるのは誰の視点なのか分かるという点です。 1番分かりやすいのは結衣ちゃん。敬語で語られる視点には、結衣ちゃんが持つ天才性と特異性、そして幼さを感じられました。 対して凪さんとケイトさんは大人の麺がありつつ、それぞれの感情も読み取れました。 凪さんの文章はお洒落な言葉で知的に見せながらもどこか投げやりで冷めていて、ケイトさんは実直ながらも後悔の念が感じられました。 視点が変わる物語で、私はしょっちゅう誰の視点で書かれているのか分からなくなるのですが、そういったなくこの物語に入り込むことができました。 ところで。比喩的な表現が多い中で、特に印象に残ったのはトレンチコートでした。 トレンチコートの初登場で、「分かるぅ」と共感できたのが大きかったように思えます。 であるからこそ、あの結末により余韻を感じることができました。 この物語を読み終えて、Naplesノ港さんの文章の技巧に舌を巻きました。 純粋に楽しませていただいたのは勿論ですが、学ばせてもらうことが沢山ありました。 素敵な作品をありがとうございました(。ノuωu)ノ

6: Naplesノ港 : 11/09 00:52:28 ID:235711

鞍馬 楽 様 プレイ&コメント、ありがとうございます。素敵な感想、嬉しいです。以下ネタバレ注意 私自身、西洋芸術全般が好きなのですが、バレエというような舞台芸術は興味のない人にとってはハードルが高い、よくわからない、という印象が強いのかなと思います。ですので鞍馬さんに手に取っていただけただけでも光栄ですし、価値観をぶっこわすことができて非常にうれしく思います。 本作でもありましたが記事のインプレを稼ぐために、話題の人の名を良からぬ形で利用するというのは残念ながら、現代社会において少なからずあります。そういったことで才能であったり、約束された将来が潰されてしまうのは私としても耐えられないものがありますね。 比喩表現に関してあまり意識して書いてはいませんでしたが、読み返してみると確かに使いすぎですね(笑)かなりクセの強いテイストですが、気に入ってもらえて嬉しいです。 最後にコメントありがとうございました。新作orリメイク、待ってます!

5: Naplesノ港 : 11/09 00:20:38 ID:235711

まりか様 プレイ&コメント、ありがとうございます。素敵な感想、嬉しいです。以下微ネタバレ注意 本作は群像劇ということもあり、純文学的な面白さだけでなく、エンタメ文芸的な面白さも重視しました。そのひとつに作品構成があり、前半はスロースタートに、後半に向けてボルテージをあげていくようなそんなつくりにしています。その構成を褒めて頂いてうれしいです。 二人の関係性、私も気に入っています。凪は結衣を実力者として認める、結衣は凪を師として慕う。ここから話が割と王道路線に乗るので、どこか安心感がありますよね。 凪の台詞回しに関しても人は選ぶと思いますが沼にはまっていただいてつくった甲斐がありました。 最後にコメントありがとうございました。まりかさんの作品にもお邪魔します。

4: 鞍馬 楽 : 11/08 13:57:41 ID:kuramaraku

ライトが落ちた暗闇の中で、彼女は何度もその言葉を繰り返す──「アン・ドゥ・トロワ」 熱を失いかけていた凪と、煌びやかな天才バレリーナ結衣の師弟関係を深く描いた本作は、バレエに全く興味がなく、ああ、「ブラック・スワン」とかあったよね、ぐらいの認識だった僕に革命をもたらしました。 アダルトな雰囲気で描かれる凪視点、敬体で紡がれる共感性高めな結衣視点のギャップが心地良い。 記事のインプレを稼ぐためにプレイヤーの名を利用する、といった悪質な出版社は残念ながら現実にあり、 「輝くべきは芸術を体現するものであり、編集者は黒子であるべき」という記述には首が捻挫するかと思うくらい頷きました。 そして何と言っても、比喩表現が多彩でとにかく上手いです! 正直言うと、ちょっと多用しすぎでは……と読み始めは思ってましたが、読み進めるうちに慣れ、本作の魅力を支えていると思いました。真似できないほど文章力が素晴らしい👍 ラストシーンは読後の余韻が今も残っています。 個人的に賞候補と思います。 素晴らしい作品をありがとうございました!

3: まりか : 11/07 21:11:44 ID:536131339

読ませて頂きました!私の乏しすぎる語彙力で表現しきれないのですが……とにかく芸術的で、深くて、壮大なストーリーでした。 凪と結衣、そしてケイトという3人の女性。立場は違えど、バレエを通して3人の思惑がしっかり絡み合って、1つのゴールに向かっていく。最初に感じた様々な疑問や謎も後半でしっかり解き明かされていって、抜群の構成力だなと思いました。 ストーリーも中盤で結衣が舞台に立つシーンはこちらにも緊迫感が伝わってきて、凪が放った「よかった、すごく」という言葉には胸を打たれました。その後の結衣と凪の関係性も好きです。凪の抽象的なセリフも読めば読むほどツボにハマりました(*^^*) 素敵なお話をありがとうございました✨️

2: Naplesノ港 : 11/07 00:35:14 ID:235711

まぐまぐろ様 プレイ&コメント、ありがとうございます。素敵な感想、嬉しいです。以下ネタバレ注意 ■文体 本作は凪、結衣、ケイトの三人の女性による群像劇です。群像劇ですのでモノローグ、心理描写には力を入れていますし、その根幹となる文体に関してはそれぞれにこだわりがあります。そのなかでもまぐろさんにあげていただいた結衣の地の文では唯一、敬体を用いています。敬体を用いたのは、私の大好きな某シナリオライターの影響もありますが、それが結衣の人物像のイメージと偶然にも噛み合っていたという背景があります。結衣の人物像として、“不安定な孤高の天才”を意識してつくっていたので、そこが伝わっていて嬉しいです。 また、私の表現は度数が高い(笑)ので、悪酔いにはご注意ください。 ■構成 構成が変態的とお褒めいただいて嬉しいです。私も変態だと思います。 本作ではあえてシナリオの速度を落として、段階的に描いています。焦らして焦らして、焦らす。その割にはクライマックスの爆発力は“当社比”で控えめではありますが、じんわりとした心地良さが永続的に続く。 それを圧巻と評価していただいて作者冥利につきます。 ■演出 これに関しては現役の、のべるちゃん屈指の演出勢であるまぐろさんに取り上げていただけるとは思っておらず、ただただ驚いております。ただ、演出弱者である私が少なからずこだわった箇所でもあるので、お褒めいただいて嬉しいです。 最後に長文コメントありがとうございました。まぐろさんのDFラインを突破する(?)作品を制作できて光栄です。また、まぐろさんの作品にもお邪魔します。

1: まぐまぐろ : 11/06 22:18:21 ID:104058745

Naplesノ港様 『UN DEUX TROIS』拝見いたしました。 C:。ミ ブラボー!  どうものべろっぱー界の長友です。 群像劇という複雑な構成に、Naplesさんの確かな筆致が見事にマリアージュし、まるでUN DEUX TROISのリズムに乗っているかのように、あっという間に読み進めることができました。この世界観への没入感と特異性は、「のべちゃれ」作品の中でも随一かもしれません。 以下ネタバレを含みます。 ◆筆致の魔力 本作のようなスケールの大きな群像劇を破綻なく動かすには、極めて高い難易度が伴うと思いますが、そこはさすがのNaplesさん。文章が「美味い」の一言に尽きます。飯が進む。 展開が進む、進まないどちらの局面においても、文章それ自体が持つ力で読者を惹きつける。その巧みさに感服いたしました。 特に、結衣パートの地の文が大好きです。不自然になりがちな敬体の文章が、上品さと天才性を同時に漂わせています。「私を自然と狂わせる」ような、魅惑的な筆致でした。 また、随所に散りばめられた洒落た表現も素敵でした。酔っちゃう、酔っちゃう。雰囲気に寄っちゃう。そんな文章そのものに魅了されました。 ◆変態的構成力 文章も素晴らしいですが、本作が圧倒的に優れていると感じた点は、この構成力です。 この作品、構成が変態的なんですよ!(最大限の褒め言葉です) 後半になるほど顕著ですが、群像劇でありながら、読者を置いてけぼりにさせません。 瞬間最大風速や疾走感でいえば、『ポラリス、瞬く』『カーニバル』が上かもしれませんが、本作はあえて群像劇という手法をとり、登場人物の背景や言葉を丁寧に描写しているからこそ、クライマックスへのボルテージが段階的に、かつ確実に上がっていくんですね。 その構造の巧みさには、ただただ脱帽です。 そして、クライマックスで全ての感情が爆発しました。 「今日、好きになるよ。私の青色の10年は結衣と、春樹との、思い出によって、10年もののバラになる」 このセリフで絶頂。はい、優勝。 心地よさが無限に続くようなクライマックスは、まさに圧巻でした。 ◆演出 そして、本作の魅力は決して文章だけではありません。 私も画像を「こちょこちょ」動かすのが好きな人間なので、「見えないところ」のこだわりに気づきました。特にBGMの音量変更で音を消しているようなタイミングがある点。ブツ切りにするのではなく、読者を置いてけぼりにさせない、いわゆるユーザーファーストな配慮だと感じました。 このような繊細さを必要とする演出は、バレエという世界観にベストマッチした、最高の配慮だと言えると思います(もっともわたしはバレエにはあまり詳しくないですが。 筆致、構成、演出すべてにNaplesさんの息がかかった完成度の高い作品だと思います。これはNaplesさんの新たな代表作ですね。 他にもたくさん語りたいことがありますが、私よりも言語化のうまい後続の方にバトンタッチして私は失礼します。 最後に、一言。 この作品、伸びろっ!

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