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6日と水曜のアンサンブル

yonaga

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埋め込みコード

公開日時

2023/11/30 23:47:55

総シーン数

17

作品説明

それは現実なのか本の中の物語なのか……

失われゆく図書館から聞こえてくる

二人のアンサンブル

タグ

恋愛 、ミステリー 、サスペンス 、【完結】 、【10周年のべるちゃんチャレンジ第2弾参加作品】

全てのコメント(7)

7: 茜屋 葵 : 04/26 20:08:00 ID:879913464

yonagaさんへ ゆったりと動いていく背景と「私があなたを殺してあげる」「親愛なるイシュメールへ」という言葉から、もう既に冒頭から、この作品に惹き込まれました。yonagaさんの作品は、どれも演出がロマンチックでとても好きです。 イシュメールという名前は「白鯨/ハーマン・メルヴィル」という作品が元ネタなのですね。私自身は読んだことのない小説なので、いつか読んでみたいなと思いました。yonagaさんはとても博識で、その知的な思考がしっかりと作品に表れていて、凄く尊敬しています。 じれったい感情が大好物なので、「愛も防衛本能も無いわ」「ただし そこに指揮はある」という文章が心に響きました。 どこかもどかしさを感じさせるリヴィアとフィネロのキスシーンは、何度も繰り返し読んでしまうくらい大好きです。 図書館のことを「わたしの庭」であり、「あなたの檻」であると表現しているところも、哲学的で好きだなと感じました。外側の空間であり開放的なものを感じさせる「庭」と対照的に、内側の空間であり窮屈な印象を持つ「檻」が同じ空間を示しているのが斬新な発想だと思いました。 幻の青いトンボが産まれた理由について、とても悲しいことだと思いつつ、過ちによって産まれる命もあるのだという想いを抱きました。そして、博士の後悔とフィネロに託した心境を思うと胸が打たれました。 銃声が鳴り響いたシーンは、ドキドキハラハラしてしまいました。そして、最後のシーンで叙述トリックに気付いた時は、思わず息を呑んでしまい、伏線回収がとても見事だと思いました。 素晴らしい作品をありがとうございます。 これからも応援しています!

6: yonaga : 01/24 20:24:46 ID:730784166

草餅なつさん😊あけましておめでとうございます! のぁーっ!なつさん嬉し過ぎる言葉数々ありがとう ( ;꒳; )返信遅くなってすみません 風邪大丈夫ですか?実は自分も年末から高熱出て正月は寝込んでました(・∀・)人(・∀・)ナカーマ←こらっ! まだこれから寒くなる毎日多忙かと思うけど無理せず ご自愛してくださいね! そして、この作品に対しての考察や感想の数々 無茶振り気味な要求を答えてくれて感動! (。>ㅅ<。) 噛み締めて読ませてもらい嬉し過ぎてニヤニヤが止まりません(⁎˃ᴗ˂⁎)返事を書くのも楽しみ過ぎて、かなり長くなりそうで時間かかるかもですが、感想の感想?と笑 自分なりの物語の答えのようなものを書いてみたので、時間ある時また覗いてくれるとありがたいです! 結果的に「水曜日」の返信になったけど、わざと遅れた訳じゃなくてですね……楽しく書かせてもらいました!すみませぬ(^-^) まずは6割程度しか表現できなかった、自分でも謎解きしてるような、この作品の中身をひとつひとつ親身に考察してくれて9割見抜いてくれた、むしろ10割以上感じてくれてる、なつさんに感謝感激、涙です。 。゚( ゚இωஇ゚)゚。生きてて良かった 内容の話しの前に演出面の感想。センス良い画に心地よいリズムで進行していきながら、感情の色も温度も染みるようにしっかり伝わってくる感じ( ˘ᵕ˘ ) それはなつさんのノベルにいつも感じて、なつさんノベルの空気好きだなぁって思っているところでもあって、図々しいけどなつさんとはやっぱりどこか表現の方向性が似てるので、この作品のシーンの空気も伝わってくれてたって思えるし嬉しい言葉の数々も沢山もらい、ほんと感無量です! なつさんの繊細な感情含んだSF表現の真骨頂は自分にはとても真似出来ないなつさんのカラーだけど、、 ベース的には演出のスタイルや構成も近いのかもって思います。 フィネロとリヴィアのパートは色をつけて背景の広い世界を 他のパートはなるべく二色ベースで、手紙パートの白と黒等、表現するように。冒頭は終わりが近い図書館と触れ合う事の無い二人の静かで冷たい空気を意識しました。 と言いつつ、今回は構想や想いははっきりあるんだけど、いざ作り出したら、考えるより先にキャラや演出含めて勝手に話し動いていって、それに合わせて手が動くまま気がつけば、こうゆう形に吐き出された感じですけどね(⁎˃ᴗ˂⁎)その結果、纏まらなくても良いやみたいな 笑 さて、内容の話しの前にテーマの話!←まだか! ロストのコメントにお邪魔した通りで、この作品のテーマはロストを読んで染みるように伝わって来て感じた事、 そうです!です!です! 「終わりの始まり」がこの作品のテーマになってます。 終わりと行っても生死の事だけじゃなくて、心情的なもの、環境的なもの、 もちろん無くなってしまうモノ、消えてしまうモノ、動かなくなってしまうモノも含まれるのだけど。 それは、その全ては停止では無く、前進も後退もあるって事。 あるいは新たな始まりに影響を与えるモノ。であって欲しいと ロストで亮平は、新たな命へと墜ちる瞬間あの一瞬。 真っ先に蘇ったのは「誕生日」であり「遊園地」(観覧車のヒントです)でした。 「自分」の生い立ちや存在、後悔、未練では無くて、 「由希」の笑顔だったんです! 「祝福の名はリミット」タイトルの意味が刺さる物語。 ブラックホールの永久、これ以上無い終わりの中、 それでも!真白の想い!アーサーとリチャードの意思は!確かに生まれた、また動き出した。 「みらい」の五感を残した異星人、それに優しい嘘は~も箱庭~もそう、なつさんはいつもその後にその終わりに温度を息を吹き込んでます。 「雨が降ったからこそ、かかる虹」がある! ロストもそうですが、なつさんの多くの作品から感じた事です。 その虹はどれも儚くも美しくどこか暖かいものがありました。 そんな「終わりの始まり」を自分の色で表現出来たらって、あくまで自分が感じた事で表現出来たかは微妙だけど、ロストの魂を引き継いでる作品を、と気持ちだけはありました!笑 タイトルの話し!よくぞそこを注目してくれました! しかもめっちゃ見抜いてくれてる!歓喜⸜( ॑꒳ ॑ )⸝ このタイトルは、考えて無いようで重要な意味があるポイントでもあるんです! まずは6日について、そうです!このタイトルにある 6日と水曜のアンサンブル。なつさんが触れてくれたけど、文字通り6日「と」水曜のアンサンブルなんです! 6日と言うのは、木~火曜日の6日間。そして始まりの 水曜日と終わりの水曜日を足した計8日のアンサンブル なつさんの言う通り本当の意味で重なるのはテーマにある始まりと終わりの水曜日なのかも知れません。 ここで、もうほんと痛烈な欠陥のお詫びですが、この作品、金曜日から始まる時系列シャッフルでミスリードと伏線を引いといて 重要かつ肝心な二日、二つのシーンが締め切りに間に合わず、作れませんでしたm(_ _)mしかもテストプレイ無 実はこの作品、構成の計画としては金土日月火と進んで ひとつのラストである水曜の次に、何年か前の木曜と ラストに始まりの水曜と事件の解決で終わり調和する。 そんな物語でした。 今現在のラストは蝶を追って山頂にいるフィネロ それを聴いて呆れながらも「馬鹿」と笑うリディアのシーンで終わってます。このシーンは打ち解けた二人を表現すると同時に、博士との列車の後がまだある事を示唆しています。実は事件はまだ続いてたり……。 そこからリディアは回想に入り、、 まだ記憶を失っていない、いつかの木曜日の赤いドレスのリヴィアの話しが始まる予定でした!その時のフィネロはトロンボーン奏者として登場します。 そしてラストのシーンは二人の出会いの話し。 青いドレス車椅子のリノスと手が動か無くなって演奏家を諦めたイシュメールの出会い。二人の関係性やこの作品の色とテーマを最後の最後にねじ込む予定だったんですが…… もうほんと自分の度量の無さで、出来なかった作品を 皆さんに読ませてしまって、こうしてコメントや考察までくれて、。゚( ゚இωஇ゚)゚。なつさん皆さんありがとう 再び話しを戻すと、またまたそうです! 6日の6は人数の6でもあるんです!なつさんんっ!喜 水曜のリノスとイシュメール、 檻の中、庭、で手紙のやり取りをする黒ヤギと白ヤギ フィネロとリヴィアの物語。 その6人(人格)による、時には直に重なり、時には時系列を超え調和して響くアンサンブルを表現しようと思いました 水曜日の水は、始まり終わりのイメージを海や水に置いた所からです。生まれ帰る場所。 なつさんが色々な所から考察してくれて、ほんと嬉しい! リヴァイアサンの水もそうです アサギマダラの浅葱色(水色) トンボは水から生まれ空へ行く、クジラは海から陸に上がりまた海へ帰る。 作中の色もベース水色でそこに映える赤、白と黒の対比で表現しようと思い作ってました。 余談ですが、ミステリーパートも好きと言ってくれた、なつさんへ、アサギマダラは旅をする蝶、美しい蝶。 毒があって死んだフリをするみたいです。 美しいモノには毒がある。鳥は知ってるのでその美しさをみると襲いません。美しく魅せる事で守ってる。 さながら、その毒を含みに行ったイシュメールは、水の中からまだ空へ羽ばたく羽を求めるトンボだったのかも知れません。 死んだフリをする←この物語で言う殺すは闇を打ち破る事にも繋がる表現、逆説的に本心を隠し強がっていたリヴィアの事かもしれません。 ←作者しかわからねーよ( ノД`)… 実は、こんな感じで名前はもちろん出てくるモノとかにも意味は含ませたつもりで、例えば縦に細長い肖像画や 黒ヤギと白ヤギの郵便の歌の描写は、ロストからもらったイメージで、肖像画や童謡は、今はロストでいう冥府状態でそこに愛や生は無くて、ただそこにあるモノなんだけど、でも確かにそこには意思が眠ってるんですよ!肖像画の人も作曲家の人も、きっと思いを持って生きていた。そしてこうして今、考察してる、腹の中に入れてしまった運命は その権利がある!なつさん!まさにこうして腹の中に入れてくれて、また始まりを与えてくれてありがとう! ここで名前の話しに戻りますが、リヴァイアサンとリノス。 ですです!ギリシャ神話の海の魔物と音楽の神です そしてもうひとつ、リディアタンメルヴィレイという 滅びてしまったクジラの種がいるんです。 メルヴィルは小説「白鯨」の作者で、 イシュメールはその小説に出てくる語り部の名前からで wiki参照 イシュメール:捕鯨船「ピークォド号」の乗組員。本作の語り手。 エイハブ:ピークォド号の船長。かつて白鯨に片足を奪われて以来、白鯨に対する復讐心を ... 船長のエイハブは「片足」を奪われて以来。←ココ リノスは、リノスの歌という葬送の楽曲からでもあります。フルートメインの曲でした。 wiki参照 リノスの歌とは古代ギリシアにおける挽歌、葬送の悲歌、死を悼む人々の慟哭、5拍子のゆったりした「哀歌」と7拍子の狂奔な「舞曲」が錯綜し、(中略) この曲にはそんな、太古の昔から人間が持っている普遍的な人間性、怒り、哀しみ、希望―が溢れ出るようです。 ~ 昔、音楽は人間の宗教心の神秘的な表現方法であった。私は自分の音楽をふたたびその方向に戻したい。~ (1945 A.Jolivet) 哀しみ、希望が、、←ココ。 実はリノスとイシュメールはお互いがお互いにそう名付けた 名前です。 さらにもしかしたらフィネロとリヴィアの方が現実の二人かもという、可能性?のミステリーとして伏線をはったりもほんとはあったんですが、そこまで作れず。 童謡と図書館の話し これも、ほんとなつさんが言った事全部!正解と言うか 自分も必死に考えてました!なんせキャラが勝手に動くもので 笑 図書館での手紙のやり取りは、お互いの読む本を指定して、そこに手紙が差し込まれています。 リノスにとって庭でありイシュメールはその檻に入って行く、自ら毒を含み檻に入って行くイシュメール、、始めはリノスの砦だったはずが、いつしか二人にとっての檻であり庭に変わって行ったのかも知れません。 去りゆく図書館で、最初はお互いをむしろ自分を終わらせようとする二人だったかもしれません、 描写は間に合わ無かったのですが、 二人は同じ図書館で手紙を書くも、その図書館では決して顔を合わせる事はありません。それがそこでしか生きられない黒ヤギと白ヤギの暗黙の了解でした。 車椅子のリノス、義手のイシュメール。 闇を持つ二人。お互いの闇を見た二人。 殺す。と言う表記はしたけど、図書館の終わりを前に いつしか、お互いの闇を消そうと、檻を壊し新しく進む道を求めるように変わって行った気がします。 ヤギの郵便は正解です!笑 いや、七匹の子ヤギもオオカミの腹を切って石(意思) 詰めるし、白ヤギに化けるし、正解かも!笑 声が良くなる飴欲しい。赤ずきんの時も切られてるけど でもヤギの郵便の歌ってどう思います? まず、最初の白ヤギからの手紙には確かに要件が記載されてたのはわかる。そして歌詞良く見ると「さっきの手紙」とあるので、かなり距離は近いのでは?「さっき」 ですからね。近いのに会えないけど、即返事する程仲は良い。もしかしたら食べるだけである程度は伝わってる事あるのかも知れない、二人の密書、暗号的なやつ! まぁこのなつさんへの返信もよっぽど意味不明な怪文書なんだけど……笑 (中略) マウンテンゴートとオオカミも めっちゃ考えてくれてて嬉しいです。゚( ゚இωஇ゚)゚。 そう、実は崖を登る事に長けたマウンテンゴートが もう、仲間もいない滅びかけのオオカミを見つめてるシーンなんですが、、ここでひとつ崖の上のマウンテンゴート(リノス)は、脚が悪いので実は高く登る事が出来なかったので、そんな上にいないんです!手の届く距離 そして、仲間もいないし子孫を残す事も出来ない 手が悪い(牙の無い)オオカミ(イシュメール)は 何を思って見つめ合うのだろう、もうお互い終わりが見えていたのかも知れない、自分一人生きていてもと、 もしかしたら共感が生まれたのかも知れない。 お互い闇を持つ二人、この相手だけには自分の弱さを見せられると、崖っぷちでもある庭と檻で、、 あのシーンはそんな二人の視線だけのやり取りを手紙のやり取りに変えて描写したかった、っていう怪文です 早口になって、覚えてるわけ無いじゃない←って台詞。あれはロストの冥府がふいによぎってですね。私は高い知能を持ってる訳じゃ無い!みたいなリノスの八つ当たりみたいな台詞です!笑 ここまでで、もの凄い長文になってしまって申し訳ない所ですが、 あとひとつだけどうしても触れたいポイント! 観覧車のシーン! あの場面は亮平と由希が行った遊園地の想像 (←おいパクるな) 赤い観覧車はリノスの赤い車椅子に合わせて 狭い空間の二人を書きたかったんですが、 実はあのシーンのまさに観覧車が頂上に達したポイントが、二人が初めて触れ合うポイントなんです! 最初が口付けとか、は突っ込ま無いで笑 そのポイントをなつさんは終わりと表現し感じてくれてそう!そうかも!いやそうに違い無い まさにあのポイントが今までの終わりで (黒ヤギと白ヤギにも繋がる) 崖の上で二人重なったアンサンブル 「始まりの終わり」 そして重なり堕ちて行くアンサンブル なつさんの感性に感動( ;꒳​; )その設定いただきます ←おい のべるちゃんは書き手と読み手が想像で触れ合う、高度な手紙のやり取りでもある。 ですね(。ᵕᴗᵕ。)しんみりとふつふつと感じています。 最後にもうひとつだけ 「一つも失いたくないけど全て無くしてしまいたい」 過去に私が抱いた思いです。 なつさんのその言葉、その想い、 悲しさも愛しさも切なさも元気も色んな感情が溢れて来ました。自分もとても共感する想いでもあります。 でもそれは、自分には完全に理解する事は決して出来ない、なつさんの感情の言葉。 そんななつさんだからこそ、創れる世界、生まれてくる作品達がある! これからもしも全てを失ったとしても、そこにある、 なつさんの意思は何百年後もブラックホールに堕ちても無くなら無いので! 今のこれからの、その時、その瞬間の なつさんの作品楽しみにしてます! そんな事を楽しみにまた感じて行きたいし、こうしてまた話し出来たらなって思います\( ˙꒳​˙ \三/ ˙꒳​˙)/ ちょっとなつさんの作品色々と見直して来ます それも楽しみ そして、6日と水曜のアンサンブルの続編じゃないけど 要素と思い含みで作れなかった所を作ってみたいと思う もの凄い長い文、付き合わせてすいません 偉そうなコメントしてしまったけど それになんか、なつさんには救われてばかりだけど 笑 お互いのペースで楽しみながら、悩みながら、 今年もよろしくお願いします! なつさん✨本当にありがとう

5: 草餅なつ : 01/20 21:23:57 ID:cassis

yonagaさん、あけましておめでとうございます!! 年末年始のバタバタや風邪で遅くなってしまい、ごめんなさい。 ロストに頂いたコメント、とっても嬉しかったです(*^^*) まさか、ロストがyonagaさんのお役に少しでも立てていたなんて、嬉し過ぎて私も頑張ろうと思わせて頂きました! そして、ロストに書き込んでくださった、6日と~のヒントと、【6日と水曜のアンサンブル】を何度か行き来し、あれこれと私なりに考察する時間はとても幸せな時間でした!! まず演出面、本当に大好物で、またまた栄養補給させて頂きました!!(*´◒`*) 特にyonagaさんのリングの演出大好きです!! 本当に、物語とマッチしていて、いつもyonagaさんの拘られている方向性を感じます! テキスト文でなく画像に字を綴る所も、次の文字に注目してしまう演出になっていて、言葉に力を持たせる素敵な演出でした!! ここから先は、ややネタバレ注意です。 あくまで私なりの考察なので、yonagaさんの意図したものと全然違うかもしれません_:(´ཀ`」 ∠): まずタイトル、6日と水曜のアンサンブル(同時演奏)、6日と水曜が同時演奏→じゃなくて6日水曜に行われた同時演奏? ラストシーンで行われていた事こそ、同時演奏の指しているものなのかなと思ったり、水曜の水はリヴァイアサン→リヴィア、6日の6は・・・・・・数、日数? でも、アンサンブルは2人以上の同時演奏とかだから、数字は人数で、6は手紙を交わした人の数? それならリヴィアを中心とした6人の合奏? 手紙を介して踊る人物達となるのかな? と思いました。 追い詰められた山羊とニホンオオカミの関係、実は追い詰められているのは飢えたニホンオオカミの方で、図書館はマウンテンゴート、リヴィアの最後の砦で、でも、リノスにとって庭でイシュメールにとって檻だったのかなとか、リノスに執着するイシュメールにとって、図書館での謎解きは、そこに縛りつける檻のようなものだったのかなとか、リヴィアもリノスもギリシャ神話からきてるのかなとか(リノスは音楽と文字を司る)、狼とマウンテンゴート、山羊の関係(狼と七匹の子山羊がよぎったり←返り討ち)、黒山羊と白山羊の関係(何故かやぎさんゆうびんがよぎったりしました←お互いの手紙を読まずに食べたという歌詞の一部がなんとなく)等グルグルと頭の中を色々な情報が巡り回って、関係ありそうなものも無さそうなものも、自由に連想していったので、全てが完全に一本に繋がることはなかったのですが、朧げに何かが見えてくるような気持ちになれました。 探偵フィネロの謎解きパートも、とっても好きです! 大好物です!! アサギマダラとオニヤンマの所から掴まれて、フィネロのように、こういう、ちょっとした出来事にでも考察を巡らせられる人素敵だなってなりました。 からの観覧車、まさか実践なさるとは+.\(( °ω° ))/.:+ 謎を解く為なら何でもやるフィネロと、それに振り回される相棒の構図に思わず笑ってしまいました。 この時が観覧車もてっぺんなら、アンサンブルも頂上で、終末の崩壊に向けて落ちてゆくのかなと思ったり。終わりの始まりのような……。 ふと、どこかマリアナ海溝に通じるものを感じました。(親愛なる~と綴るような間柄の男女が死地に赴くような辺りです) また、言葉というものは発する本人が仮に亡くなった後でも、その力は残るものなのかもしれないですね! 現に、別々の時(日)に生きる人々が、手紙を通してアンサンブルできてしまったのかもしれないですし。 本などの書物にしても、書き手と読み手は別時代の人同士かもしれないですよね。 そう考えたら図書館って神秘的で不思議な所ですよね! わたしにとって庭で、あなたにとっての檻。 この言葉も、作品は書き手にとっては自由に創作できる庭で、読み手にとっては、そこに釘付けになる一種の檻で……なんて見方もできるのかもしれません。 書き手は山羊で読み手はニホンオオカミ、誰にも知られたくないような弱点をあなただけに知っていて欲しいという感情も、そこに当てはめると、書物は作者が読者に宛てた手紙なのかもしれませんね。 ……自由に連想していたら、脱線してしまいましたが、書き手と読み手の高度な手紙のやり取りがのべるちゃんでもと考えるとロマンがあっていいですよね(*´ω`*)← 以前、ロストにて「まとめます」って言ってたのに、結局うまくまとまりきらずにごめんなさい_:(´ཀ`」 ∠): それだけ情報量が多くて消化しきれない作品なのだと思います。 また時を置いて読み返したら、また違う視点の感想になるかもしれないです。 yonagaさん、いつも素敵な作品と、謎解きの楽しい時間をありがとうございます(*´꒳`*)

4: yonaga : 12/20 23:48:33 ID:730784166

のきとさん✧ \( °∀° )/ ✧こんばんは のぁーありがとうございます! 何度も想像させてしまった!想像してくれた! けどそれが正解です!(完成系ならそうだった) 実はお察しの通り今の時点でミスリードや伏線の回収すら出来て無くて、正解の表記が無いんだけど🙇‍♂️←こら!(ほんと申し訳無いです) でも言葉や行動の意味やテーマも隠されているので、感覚的にでも想像してくれた事や、何回も読んでくれた事、雰囲気を楽しんで貰えた事作者冥利につきるし本当にもの凄く嬉しいです! (*´∀`)ノ 観覧車のシーンは変に捻らずストレートにリヴィアの可愛いらしい所や誤魔化しきれない恋心みたいなのを出したいシーンにしたくて、、創作って恥ずかしいところあるけど、創作だから理想に素直になれる所もあって表現もむしろ無邪気に素直に出来た気がします。自分も好きなシーンです 笑 リヴィアの絵もシーンを想像しながらこの子だけは魅力的になるように魂込めて描いたので、ほんとある意味勝手にキャラが話してくれたシーンでもあるし作品でもあるので素直に嬉しいです☺️ のきとさんとリヴィアに感謝!ありがとう! 演出面も今回は演出や素材を考える事より、 言葉や心情の流れとシーンの色で勝手に乗せたというか乗ってくれた演出になったと思ってます。 順序的なシナリオはもちろんあるんだけど。 それに拘らずキャラの勝手に話す言葉と性格、そこに乗っかってきた演出とで流れに任せて行った結果というか、 例えば、始まりは一人図書館で回想しながら手紙で会話みたいな漠然としたイメージだけはあって 手紙を綴る文面のスタートのつもりが、絵的なものからかキャラが唐突にクライマックスの話しをしだしたので、オープニングから赴くままに作って行きました! 下のまぐまくろさんへの返信にもあるんですが この作品、テーマは無くなっていくモノと新しく生まれるモノ。 そして実は六人の人格から出来てる作品なんです! それでそれぞれが自由に出てくるもんだから、時系列的なものが入れ替わったりしちゃってます。結末も二人一組で三つの結末が本当はあったりします。 結局作者である自分がひとつの話しに纏め上げれて無くて申し訳無いのは山々ですが🙏 なので本当に自由奔放気の向くままに進めた この作品ですが、 劇的な映画のような雰囲気と美術館や図書館の静かさや色合い、それぞれ二人の言葉や性格等はまず大事にした所で、そこを感覚的にでも感じてくれて見破ってくれたのきとさんのセンスには感激感謝です! 伝わら無いような場面や作れ無かった場面含むで、またまた自由にこの作品の関連をもうひとつ作る創作意欲も貰えました! のきとさん😊その時はまた是非! とか強気な事も言えないけれど、、 ほんと嬉しいコメントありがとうございました🙌

3: のきと : 12/20 10:54:56 ID:nokito129

こんにちは!コメントお邪魔します〜 うわ、好きです! 読解力も感性もないので内容を把握出来てないとは思うのですが、無い頭で色々想像働かせながら何度も繰り返しプレイしちゃいました。それ位惹かれるお話です。 ハイ、御多分に洩れず観覧車のシーン大好きです(・∀・)ノ 個人的にリヴィアめっちゃ好きです。美し可愛い…(*´꒳`*) yonagaさんの作品は静かな美術館で絵を見てるような、映画館でしっとりした映画を見てるような独特の魅力がありますねえ。 素材の重ね方やゆるゆるした動きのためか、画面に空気感?奥行き?を感じます。 オリジナル絵も好きです。繊細な色使いが綺麗です。 なんか小学生の感想文みたいなコメントになってすいません。 素敵な作品ありがとうございました!

2: yonaga : 12/16 02:27:57 ID:730784166

まぐまぐろさん✧ \( °∀° )/ ✧ うわぁ この作品を最後まで見てくれただけで無く嬉しい言葉の数々沢山書いてくれてもう申し訳ない気持ちでいっぱい! いえ正直!めっちゃ嬉しいです✧ ありがとう!ありまぐまくろ!(੭ ›ω‹ )੭ しかもまぐまくろさんの作品の余韻も冷めやらぬ中なので、余計にニヤニヤと読ませていただきました(*´ω`*) そしてまずは作者の言い訳から入るという愚かな返信をお許しください。_(┐「ε¦)_ 実は締め切り1週間前にそれまで作ってた物を捨ててこの作品を出そうって思いました。 おそらく完成は出来ない、それでもちょっと変わった作品をと思って、頭にある一つの物語からいくつかピックアップしたシーンだけを出して挑んで見ました。 分かりやすく時系列とか成り行きとか全て捨てて、テーマと伏線やミスリードもほぼ回収出来ず、全く意味伝わらない作品になるかも知れない、、でも実は裏には言葉の意味もテーマもストーリーもあって、誰にも真相は伝わらないと覚悟して。どうしてもこの作品やりたかったんですよ!10周年、もしかしたらのべるちゃん最後の作品になるかもって思う気持ちとかあって そんな作品だけど雰囲気とあわよくば読書さんにとっての漠然とした回答みたいなのを楽しんで貰えればなぁみたいな気持ちで作りました。 だからほんと読んでくれた人には申し訳無い気持ちでいっぱいで、ほんと感謝です!許して! そしてそんな作品の中コメントしてくれた まぐまくろさんの言葉を読みながらシンミリと喜びに溢れてグッと来るものあります、本当にありがとう! まぐまくろさんがピックアップして素敵な感想で語ってくれた場所の少しネタバレ入れさせてもらいながら返信をさせてもらいますね 【観覧車】 このシーンは自分も好きです!笑 実は訳あってフィネロに近づこうとしてたのはリヴィアの方なんだけど、 リヴィアは幼い頃から動物や本は好きなれど、人に(特に男性)触れる事も少なく、関わるのが苦手なリヴィアが実際に詰められてドキドキして焦りまくる!そんなシーンでこのシーンだけは詩的では無くリアルな(妄想の)方で若い恋人未満をやりたかった (*´∀`)ノ 万華鏡みたいな背景は景色を見せるより心の色の変化を虹とピンクを使って行けたらなとか そして台詞!またまぐまくろさんお目が高い! 「ほら三分の一しか領土無いじゃない!」 ここ!自分も好きだし、大事な所なんですよ! リヴィアの照れ隠しの言葉であると同時に触れ合う距離であり、三分の一って範囲にも意味は実はあったり。 ここは描写さえされて無いし、ネタバレ言ってもだけど、作品のサムネイル画像にいる(←知るか!)赤い椅子の車椅子に乗った女性という、 隠れ登場人物の妄想マックス台詞だったりします(ので玉子のめいちゃんに近いかも知れぬ 笑) 観覧車の座席の狭さと赤い椅子の狭さのリンクと、ここではピンクになってたり。 フィネロも実はリヴィアの仕草や横顔にドキッとしてたのと、素性を察知したのもこの辺りの 心情踏まえた大事な台詞です! この後に、リヴィアの返しに …………と反応出来ないフィネロはそれ! 実はこの二人のラストシーンは時間切れで 書けなくて←おい! 最後の最後の、山頂にいた←フィネロ 馬鹿←これリヴィア 物語の裏に美しいものには毒がある、美しいから毒になるみたいなあべこべな流れのくだりもあったりするんだけど。そうゆう所結構玉子みながら勝手に通じてる所あるなぁみたいに感じたりしました! というかこの作品がわかる作品作ります。 実はその計画ありきで我儘に押し切った所あって(←我儘過ぎだろ) まぐまくろさんのコメントでより創作意欲湧きました! 【詩的な表現のパート】 わーまた突っ込んで欲しい所を全部言ってくれるまぐろさん神っ!(←ついに略し出した) そうなんですよ!(←何がそうなんだ) まずは描写さえされてないですが、この作品の登場人物、本の貸出を利用して男女が手紙のやり取りをしてます。リヴィアそしてリノス(黒ヤギ)そして黒髪作家志望の車椅子の女性。フィネロ、イシュメール、元演奏家の男性(←わかるかそんなん!) なので主な登場人物は二人であり六人です(←は? その手紙の内容のパートは出来るだけ背景黒で行きました! そして裏にテーマがありまして、、←え? 滅び逝くモノと新しく産まれるモノです。 普通に考えるより角度を変えて見たくて挑戦してみました。 例えばニホンオオカミはもう滅びてしまったんだけど、もしも最後のニホンオオカミが、崖の上にいるマウンテンゴート(崖を登る事に特化したヤギ)に出会ったらオオカミは何を思ったのだろうとか。 例えば、はたから見たらそう見られ無いけど、人には言えない一つの悩みや、弱味があったなら、、 自分ならこの人だけには知ってもらいたいとか この人には見抜かれたいとか…… 殺して欲しいとか、完璧な犯罪を解いて欲しい とか、 ってまた意味不明な返信ですませんけど、その辺りが散りばめられてます (*・ω・)*_ _)ペコリ でもまさにその辺りの絶対伝わら無いけどそれでも感覚的に要所を感じとってくれてるまくろさんは凄いし、感謝しかありません! 【クライマックス】 ありがたやー!そうです!もう劇的にしたかったんですよ! 実は三つあるクライマックスの一つしか使えなかったんだけど。このパートは演出のつけ忘れじゃなくて背景黒で進行する手紙やり取りのパートのクライマックスです! (あの最初のチョロってした嘘で包まれたクライマックスと←回収しろよ!とあと最後の最後の馬鹿。が残りのクライマックス) 靴と音楽の演奏関連はストーリー的に必須かつ、劇的には必須 そして文章は下手でもここは文の描写で行きたかった所を、まくろさんそこまで汲み取ってくれててコメントしてくれてて本当嬉しいです! 描写さえされてない所(義足←偽足って表記の理由パート入れれなかった所)とか というか月曜とか火曜とかホントはあるので こっそり、この作品のオマージュというか説明責任の作品を作りたいと思います! むしろそのモチベまで貰ってしまったし そもそも何が言いたいの?って事さえ纏められなかった我儘作品にお付き合いさせてしまった挙げ句コメント返信もわかり辛い激長ですんませんだけど、嬉しい考察や言葉の数々 本当にありがとうございました✧ \( °∀° )/ ✧ まぐまくろさんの他の作品にもまた遊びに行かさせてもらいますね(*´∀`)←行く気満々

1: まぐまぐろ : 12/15 10:49:31 ID:104058745

まぐまぐろと申す~くコ:彡 それは現実なのか本の物語なのか…………失われた図書館から聞こえてくる二人のアンサンブル 読了!本作品もyonagaさん節全開で色気と深みに満ちた最高ののべるちゃん体験でした!これは、面白い!くコ:彡 では、私の好きなところをつらつらと…………(偉そうにベラベラ語ります(*´▽`*) 〇観覧車 ここっ!このシーン!多分、100人読んだ方がいたら、少なくとも99人は好きっ!ってなるシーンだと思います。そして、私もその一人。まず、このシーン、リヴィアとフィネロが、命令に従って、キスをかまそうとするんですけど、その時点で面白い。非常にシュール。会話劇もこれまた絶妙で、2人の温度感が立体的に伝わってくる。特にキス終えた後の「ほら!3分の1しか領土無いじゃない!」っていうセリフがめっちゃ好きで、思わず笑っちゃいました。しかも、万華鏡を覗きこんだかのような背景がうっとりするほど美しく、前述した会話劇と相まって、独特な空気を醸し出している。思わず、スクショしちゃうくらい、このシーンは好きです。C:。ミ 〇詩的な文章の挿入 yonagaさんの良さがフルスロットに出ているこのシーン。本作品では、冒頭と中盤に流れましたが、やっぱり最高でしたね。これは、私の持論なのですが、物語には、静と動二つのバランスが重要だと思っていて、この挿入のシーンは静を指しているのではと考えます。この静のシーンの考察も味わうもよし、動と合わせて、リズムを味わうもよし。何度も読み返したくなるような、読み返してしまうような魅力が詰まっていました。本作品ですと黒やぎさん、白やぎさんの下りが好きで、真意が問いにくいような語りを、きっとyonagaさんは、永遠と続けることができて、皆が、それを頷きながら聞くという構図がありありと想起されました。<゜)))彡 〇クライマックス 劇的のような切れ味のある文体。本作品の記念日要素の回収もこのシーンですね。このシーン、特に好きなのが「今日の演奏はこの靴にしましょう」という女性の発言。しびれましたね。現実世界に、オペラという芸術があることからも分かる通り、劇×音楽の相性は最&強!種明かし的な描写も相まって、臨場感がえぐい。視覚情報を遮断した暗転のチョイスも底知れないセンスを感じました。C:。ミ まだまだ語り切れませんが、総じて面白かったです!長文失礼!くコ:彡

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