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命綱

山原 寛

プレイ数 115

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埋め込みコード

公開日時

2019/04/28 19:12:13

総シーン数

8

作品説明

一本の綱で断崖を登り続ける男の話。
短編。

※プレイ時間 約4分程度

タグ

【完結】 、ゲーム性無し

全てのコメント(2)

2: 山原 寛 : 07/01 02:20:08 ID:Logos0422

電気ブランさん、コメントありがとうございます。私が描きたかったことを鋭く評していただいて、流石と言う他ありません! 本作はかなり衝動的に創った作品だったと記憶しています。私にとっての創作活動は、人生で夢中になれるものの数少ない一つであり、私がまだ生にしがみつけていられる命綱だと考えています。ですので、電気ブランさんも仰っていただいた虚無感は、大仰ですが私にとっては死に近いものです。 そして、その死に押し潰されそうになっていた時期に書いたのが本作です。本作の短い物語がふと頭の中に浮かび、衝動に従って作品として形にしました。 ネガティブな感情に支配されている時にしばしば私はこういったことをするのですが、理解を得られないこともあります。単に技術不足ということもあるのですが、本作に関しては電気ブランさんの解釈を興味深く感じ、烏滸がましいですが電気ブランさんらしい視座だなあ、と思った次第です。 私も、オリコンやベストセラーに名を連ねるような作品は往々にして好みではありません。刹那的な快楽を表面的な技術で刺激するだけで、ただ消費されるだけの、言わば形骸化してしまった作品が数多く世に溢れ、礼賛されてしまっている、という気は私もしています。 それらにも何か独自の価値があるのかも知れませんが、私には面白いと感じられません。奥底には電気ブランさんが仰った自己の希薄さがあるのかもしれません。だからこそ真に面白いと感じられない。 それから、仰っていただいた芸術的な視点! 何だか小っ恥ずかしいですが、もし私にそれがあるのならとても大事にしたい物です。 『シネマ見聞録』を読んでいる時も思ったのですが、やっぱり電気ブランさんの書く文章が面白い……。慧眼でもあるのですが、視点に独自性があって、それは自分自身の思考力が不可欠だなと思います。電気ブランさんが仰った自己の抹消ということにも繋がるし、電気ブランさんの作品群の共通テーマ(と私が思っているもの)とも相関する気がしています。 何やかんやと纏まりのないことを書きましたが、コメントとても励みになります! 『命綱論』面白かったです!笑 『虚構原型』第三層楽しみにしてます、って書こうとしたらアップデート来てましたね汗 読みます!

1: 山下 式 : 06/28 23:42:53 ID:TypeYamashita

Logosさんの作品からはどれも生きることそのものを直視しようとする姿勢を強く感じますね。 それは芸術家に必要な視点だと私は考えております。 私たちが決して逃れることのできない、自己と全体のせめぎ合いといったものを真剣に考えたことがない人にとって今作品は、ただ男が綱を登っているようにしか見えないでしょう。 投稿されてからそれなりの時間が経ってもこの作品にコメントが無いのは、この作品に対してどう答えを出していいのか分からない人々の心境を如実に表していると言えます。 コメントが付かない、しかしそれ故に今作は非常に優れた一面を醸し出してしまいましたね。 この作品は何かに夢中になって取り組む。しかし、ふとした瞬間、急にそれが空虚なものと思えてしまったり、或いは意味を失ってしまうというのを描いているのだと私は感じました。そうして立ち止まり、ネガティブな感情が徐々に膨れ、やがて何かに夢中になることをやめてしまった、主人を失って切れた綱たち。 端的に何を描いているのかを分かる人が少ないからコメントがないという表面から、その本質は何かに夢中になっていたのに、唐突な虚無感に襲われるといった経験がまるでない人が多いのではないかと読み取ることができます。 夢中になるものも、虚無感を抱くこともない人々。 それこそが非常に重要なポイントなのではないでしょうか。 これは芸術には程遠い音楽が蔓延るオリコンチャートや、肥大化した自己が見えないベストセラーに彩られた本棚に熱狂する、現代を生きる我々の欠落を視覚化し、叩きつける様にも似ています。 そのオリコンやベストセラーのように、今や芸術とは形骸化してしまいました。 理由も知らずに初詣で振袖を着てお参りする人々の姿はまさしく宗教の形骸化であるように、訳もわからず学校に通い、なるべく良い企業へ就職し、結婚するという生活モデルが1つの成功であるかのように巣食う常識は、多くの人たちの人生そのものを形骸化してしまいました。 自分自身の人生を生きているつもりがその逆、実はみんな社会が示した最良の人生モデルに忠実で、実のところ、そこに自己の意味合いは非常に薄く、そして最も面白いのは人々がそれに気づかないという巧妙な社会です。 ときに芸術家とは作品を用いて真実を抉り出します。 今作は自己の抹消を正義とする、全体主義の社会を鏡のように写し出し、全力で自己を叫んでいた者の、その行為に対して唐突に噴出した不安というものを見事に描いていたと思います。 その芸術的な視点を大事にして下さい。 我々は砂漠の中の一粒のように無力ですが、こうして恐れずに沈黙を破ることが大事な一歩なのだと思います。 以上、私が考察した「命綱論」でした笑 恥ずかしい。

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