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埋め込みコード
公開日時
2022/03/11 17:52:50
総シーン数
5
作品説明
○案内 “先生“と汽車で同乗した“僕“は、意識の無い彼のからだを弄ぼうとするが……。 ※清泪さん主催 第七回ワンシチュエーション企画の参加作品です。 ※軽度な性描写を含みます。 ○読了目安 七、八分程度 ○使用素材 写真AC イラストAC ニコニ・コモンズ
タグ
恋愛 、【R15+】 、【完結】 、ゲーム性無し
14: 山原倫 : 06/05 03:24:31 ID:Logos0422
山下式さん、読んでくださりありがとうございます。 誰よりも鋭い感想を書いてくださるので、いつも興味深く拝読させていただいています。勿体ないお言葉をありがとうございます！ 私にとって死は、物語る際の背骨のようなものなので、単にラブストーリーを語るにしても不可欠な要素でした。今作では、殺人をも厭わないほどの深い愛情を描いてみたいという欲望がありました。今度は殺人衝動と倫理の問題まで踏み込んで書いてみたいです。そして、そういった愛情は、山下さんの仰る通り、社会から隔絶された死の世界でしか救われないものかもしれません。 いつか山下さんの作品を読める日を楽しみにしています。コメント、ありがとうございました。
13: 山下 式 : 05/30 22:37:51 ID:TypeYamashita
山原さんお久しぶりです。諸事情により落ち着かない日々が続き、落ち着いて読むことができなかったのですが、なんとかこうしてコメントができました。 死の世界の描写がとても迫真的で感嘆してしまいました。私も突撃都市で死の世界を描いたのですが、いやはやこの作品の方が幾分も死に近い情景だと感じました。読みながら「くそ〜、こんな方法もあったか〜」としてやられた気分です笑 さて、物語はとても官能的でロマンチックですね。 死の先で愛を語るなんて、こんなにも不穏と救いに溢れた展開はあまり観たことがありません。 主人公が抱く深淵の愛情は、きっと生者の世界では叶わない。世界はまだまだ寛容さにほど遠く、彼らが深く永遠に結びつく場所は死の先にしかないのでしょうり そして、汽笛が教会の鐘の音のように、2人の永遠の門出を祝福しながら不気味に鳴り響く様子がとても好きです。 死を所有した人間のような語り口の良い作品でした。 私もまた、何かしらをのべるちゃんで創りたくなりました。
12: 山原倫 : 03/26 16:37:38 ID:Logos0422
せぷていさん、コメントありがとうございます！ 僕と先生の背景を色々考えてくださり、作者としての冥利に尽きます。二人の過去について等余計な説明を省いたので、伝わるか不安だったのですが、意図を的確に読み取ってくださっていて安心しました。 先生の神格化と、僕の『理想のために高貴な死を選ぶ』決断……。見事な分析です。
11: 山原倫 : 03/26 16:37:10 ID:Logos0422
ヤマさん、コメントありがとうございます！ 言葉を繋ぎ合わせることによって、言葉にできない感覚を感じてくださったことを嬉しく思います。物語や演出を楽しんでいただけて良かったです！
10: ツンデル王子 : 03/25 08:10:34 ID:412877334
年頃の主人公と先生というカップリングの愛憎劇を感じました。女性の声（先生の婚約者）→声に気を取られ気がつくと先生が消えている（彼女に盗られ自分から離れてしまう比喩）→次の車両で二人を想起して現れる描写が良いですね。また、乗客が止まったままの姿でいる表現方法、霧と列車の組み合わせは絵になります。 先生は書生として住み込みをしていたとのことで、主人公は比較的に裕福な家庭だったのでしょうか。箱入りのように不自由なく生活していた、あるいは愛を知らずに育った（未成熟な人間）。そこに先生という外的要因が現れ性格に影響が加わる。読み始めは一方的な復讐劇かと思いましたが、先生の死をもって神格化し、自分もまた『理想のために高貴な死を選ぶ』決断に至ったのではないか。尊い。
9: ヤマ : 03/24 04:32:48 ID:yamayama626
冷たさと熱さが一人の人間の中に強烈に同居しているようで、 言葉にできない感覚に圧倒されました。 モノクロ調の背景や霧の演出が見事で、不気味な美しさを感じました。そして最後に判明する主人公の事実！ 先生への情が強くて深くて…狂気じみてて凄く良いですね！ 面白かったです😊
8: 山原倫 : 03/13 00:16:47 ID:Logos0422
矢萩友梨さん、コメントありがとうございます。 情愛の物語として受け取っていただけて嬉しく思います。私自身も、主人公の心情に同調しつつ書いていました。 また、世界観としても大正ロマン風を意識していたので、刺さってもらえて良かったです！
7: 山原倫 : 03/13 00:15:10 ID:Logos0422
ピーターさん、コメントありがとうございます。 好き嫌いが分かれるのかな、と思っていたので、魅力的に感じていただけて安心しました。
6: 矢萩友梨 : 03/12 22:39:10 ID:687922911
まず、これをプレイして出てきた言葉は「美しい」でした。 白黒の背景で、おどろおどろしい物語かと思いきや、はっと息を呑むような主人公の情愛が胸に残りました。 思わず、主人公と一緒に先生を求めて、泣き出してしまいそうな儚さがあります。 ちょっとレトロな雰囲気が、私の好みにドストライクでした。
5: ピーター : 03/12 17:28:59 ID:PeterNovelchan
モノクロの世界で交差する愛憎の念。 身体に触れ合う性描写も、情熱的かつ冷静さを持っていて、物凄く魅力的でした。
4: 山原倫 : 03/11 20:30:25 ID:Logos0422
ともすけさん、コメント及びプレイありがとうございます！ いつも怖がらせられる側なので、ともすけさんに恐怖を感じ取っていただけて嬉しいです。私も、あの台詞はちょっと気に入っています笑
3: ともすけ : 03/11 19:35:13 ID:147654108
山原 寛さん、こんばんは！ 淡々と語られる先生への思いや行為から垣間見える僕の底知れない狂気と偏執なまでの愛情が恐ろしかったです。またネタバレすいませんが、終盤で彼女へ向けた僕の言葉最高にゾクゾクしました(震)仄暗くも美しい作品でした、素晴らしかったです！
2: 山原倫 : 03/11 19:08:32 ID:Logos0422
清泪さん、コメント並びに企画開催ありがとうございます！ 清泪さんの仰る種類の温度差を持った作品が、私自身読むのも書くのも大好きなので、そのお言葉が非常に嬉しいです。
1: 清泪(せいな) : 03/11 18:54:55 ID:SeinaNOVEL
モノクロの画面と綴られる文章で、列車の中にあるこの世ではない空気感を見事に表現されてますね。 性的な描写も単純な耽美ではなく、 ある種火傷するほどの熱を持っていて、 ある種酷く冷めていて、 と特異な温度差を感じるものでした。 このポンと世界観、物語に落とされる感覚、本当にお見事です。 企画参加、ありがとうございました。
山原倫さんの作品一覧
