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公式企画「10周年のべるちゃんチャレンジ第1弾」結果発表のお知らせ

2023/08/10 06:00
日頃より[Script少女 のべるちゃん]をご利用いただきありがとうございます。

2023年6月1日(木)から2023年7月31日(月)までの約2ヶ月にわたり、公式企画「10周年のべるちゃんチャレンジ第1弾」を開催いたしました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

「10年」をテーマに制作された30作品の中から、厳正なる審査の結果、このたび大賞作品を決定いたしました。

また、惜しくも大賞とはならなかったものの、選考スタッフが「ユーザーの皆様にも是非プレイしてほしい」と感じたものを「ピックアップ」として選出いたしました。

┃大賞(賞状+3,000コイン)


『A.I.Life』 作者名:いま


【選評】
王道ストーリーながら、複数のエンドは独創的です。一部シナリオにChatGPTが使用されていますが、違和感なく馴染んでいました。またAI Picassoによるオリジナル素材の作成が画期的だと感じました。10年前にはなかったAIを活用し、創作の幅を広げた点が意欲的で素晴らしいと思います。

┃ピックアップ(賞状+1,000コイン)


『タイムカプセル、どこに埋めたのか分からなくなった。』 作者名:ゆきやこんぺい


【選評】
どこに埋めたのか分からなくなったタイムカプセルを探すというギャグのような掴みから、徐々に明かされていく意外な真相で作品の印象がガラリと変わるシナリオのギミックに驚かされました。のべアート受賞作から派生した作品でもあり、シナジーを感じます。

『十年狂想』 作者名:Naplesノ港


【選評】
絵を描くという共通の趣味から友人になる主人公と彼女の物語。天真爛漫な性格でありながら、“死”を連想させるミステリアスな側面が垣間見える彼女の闇には主人公のみならずプレイヤーをも深淵に引き込む魅力がありました。主人公が抱く彼女への巨大感情は必見。10年分の想いに圧倒されます。

『タイムカプセル』 作者名:ぱかぱか


【選評】
10周年イベントの投稿作品でありながら、記念とは真逆に感じるオチに審査員一同度肝を抜かれました。10年の軌跡は綺麗なものだけではありません。切ない10年を過ごした人も多いでしょう。悲しい気持ちが溢れる短編ですが、それでも未来に僅かな希望を感じられる作品です。10年後こそは…!

『彼女はヤマナシを食む』 作者名:苑


【選評】
人魚の魂を鎮めるお祭りに行った主人公が神隠しにあいます。プレイヤーの行動によってエンドが変わります。オリジナル素材も、探索パートのカーソル移動も、シナリオも、すべてが細やかに丁寧に作られている点が好印象でした。ユーザーの遊びやすさに気配りされているのもグッドです。

『名もなきドッペルゲンガーの10年記録』 作者名:dear


【選評】
ドッペルゲンガーが10年かけて自分探しをする物語です。ことさら尖った設定というわけではありません。しかし、ドッペルゲンガーが送る日々の描写が、ただただ気持ちいいと感じました。全体的に雰囲気がいいです。シンプルに文章が巧いな、と唸らされました。