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公開日時
2022/12/29 01:06:55
総シーン数
15
作品説明
清泪さん主催「テーマソング企画」参加作品。 生きることで時空を繋げる、何者でもない高校生達の話。 高校3年生の渡辺は、鬱屈とした毎日を過ごしていた。 友人はおらず、クラスでは除け者。 家に帰っても、迎えてくれる家族はいない。 生きる意味を見出せず、孤独な生活を送っていたある日、高橋音という入院中の少女と出会う。 そこで聴かされたとある曲をきっかけに、日常が少しずつ変わっていって…… 読了目安：約40分 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 清泪(せいな)さん主催の、テーマソング企画参加作品です。 お題の曲を自分なりに解釈して、物語にしました。 オリジナル素材をたくさん使っているので、ダウンロードにご注意ください。
タグ
学園 、【完結】 、ゲーム性無し 、ドラマ
8: トト : 01/21 11:26:16 ID:totonovel
Ten10さん コメントありがとうございます！ 何者でも無い人が自分の手で切り開いていく様を描きたかったので、そう言って頂けて嬉しいです。 お父さん（達）とYouTubeについては、お題の曲が1964年のオリンピックの活気に負けずに頑張ろう、というCMの為に制作された事から着想しました。 人がそれぞれ抱える事情や辛い事はバラバラですが、それでも三人のように手を取り合えたら素敵だなと思います。 改めて、プレイいただきありがとうございました！
7: Ten10 : 01/20 20:01:13 ID:skana5
「この曲を通してあなたに会いに行きます」 とても痺れる台詞でした。 なにも悪いことをしてなくても、全てがうまく行くわけじゃない。学校のこと、家族のこと、友達のこと、病気のこと。文化祭のステージだってそう。それでも彼女はあの台詞を言い放ち、彼もまた演奏こそできなかったものの、見返してやる「いつか」を手に入れることができた。出会いがなければ、やろうとしなけらば得られることのなかったものを手に入れた。それが本当によかったです。 同じYouTube上で話題になったとすれば、もしかしたら父親を超えたかもしれませんね。 偏見や思い込みで一度は仲違いをしてしまったふたりが、曲を通して会いにいけたところもまたいいですね。 願わくば3人とも卒業後も幸せでありますように……。 素敵な作品をありがとうございました。
6: トト : 01/04 21:30:37 ID:totonovel
ひまわりさん コメントありがとうございます！ 現実に生きる人のほとんどは何者でも無い人ですが、小さな事から始めていけば、それが新しい出会いに繋がって行くんだと思います。 こうして私とひまわりさんがお話し出来ているのも、「ひまわりさんが感想を送ってくれた」からですしね( *｀ω´)！ 「創作は誰かに逢いに行く物」、実は音の最後の言葉は、お題の曲を作られたご本人のお話を参考にしました。 自分が生まれる前に亡くなった人には、対面して会う事はできない。 けど音楽を通じてその人に会う事ができる、といったニュアンスのお話だったと記憶しています。 本人がいなくなっても、創作物なら時空は関係なくその人に会えて、さらに次の人に繋がって……と連鎖していくと考えて、私も改めて「今」の尊さを実感しました。 ちょっと長くなりましたが、改めてプレイいただき、ありがとうございました！
5: ひまわり : 01/04 19:47:36 ID:979077823
悲しい灰色の世界に、 淡く色付いて行くような 輝きが素敵でした。 - ̗̀ෆ(˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́- 何にも無い自分にも何かを頑張る事で 知らなかった居場所を作る事が出来る そう教えられた気がします。 前を向いた時、周りの雑音が 些細な事に思えてどうでもいいや と言っていた主人公に感動しました。 (☆ᗜ☆) そして創作は誰かに逢いに行く物だと 改めて教えられました。 いつかの誰かの為に…… この瞬間があるのですね。
4: トト : 01/02 12:30:29 ID:totonovel
ヤマさん コメントありがとうございます！！ 何者でもない普通の人でも、自分を取り巻く世界や未来は少しずつ切り開いていける様を描きたかったので、汲み取って頂けて嬉しいです。 大勢の「何でもない人」が生きてきたからこそ今があるので、そんな誰かの今が未来に繋がっていけば良いなと思います！ 改めてプレイいただき、ありがとうございました！
3: ヤマ : 01/02 03:00:25 ID:yamayama626
ささいな偶然からの出会いで、主人公にとって鬱屈でしかなかった世界に、少しずつ変わっていく様が素敵でした。 急激に前向きになるわけでもなく、突然奇跡が起こるわけでもない。どうしようもない現実と折り合いを付けながらも、少し背伸びして自分にできることを頑張ろうとする3人の姿が、とても健気ですね。彼らが奏でた音楽が誰かに伝わって、まだ見ぬ誰かの世界に何らかの変化を与えるのかもしれない…何者でもない彼らがどんどん新しい世界を作っていくんだろうなあ……と、読後に感慨深くも清々しい気持ちになりました。 素敵な作品を見させて頂き、ありがとうございました！
2: トト : 12/29 17:55:09 ID:totonovel
清泪さん コメントありがとうございます！ 「めちゃくちゃHello Song」！！テーマソングの自分なりの解釈に忠実な作品にしようと思っていたので、とても嬉しいです( *´艸｀) 特にメインの2人は、それぞれ違う地獄で生きていますが、清泪さんに幸せを願って頂けただけで、この作品を作った甲斐がありました。 細部の描写まで目を付けて頂いてありがとうございます。 ドラマ等を見ていると、物の配置やカメラワークで人物の心情や関係性を現す演出が出てきたりするので、それを意識していました。 お題の曲は思い入れのある歌で、これは書かねば！と思い立ち、気付けば締切りギリギリになりました笑 とても素敵な企画を開催していただき、ありがとうございます！
1: 清泪(せいな) : 12/29 02:07:49 ID:SeinaNOVEL
もうホントね、こちとらオッサンになりまして涙腺弱くなってるんですよ。 おかげで終始瞳ウルウルさせながら読みましたよ。 もうずっと「頼むから幸せになってくれ」って思いながら読んでましたよ。 ああ、好きです、こういう話。 めちゃくちゃHelloSongでしたね、素敵な話でした。 あと個人的好みですが、先生に封筒渡された後の描写とかああいう細かい部分が凄く好きです。 ああいうのがジャブとして物語への没頭に繋がってるなと勉強になりました。 企画参加、ありがとうございました。
トトさんの作品一覧
